【自動車保険】等級制度とは?保険料が安くなる?

自動車保険の保険料を割引する等級制度。

事故を起こさずに保険に加入し続けると、等級が上がり、保険料の割引率が上がっていきます。

 

自動車保険の保険料を安く抑えたいと思っている方は、等級制度について必ず内容を理解しておきましょう。

今回は、自動車保険に加入する上で知っておいてほしい等級制度の情報をまとめてご紹介します。

 

【自動車保険】等級制度ってどんな制度?

 

等級制度は、正しくは「ノンフリート等級別料率制度」といいます。

この「ノンフリート」とは、9台以下の自動車の契約ことで、逆にフリート契約とは、法人の10台以上の自動車での契約のことです。。

 

家庭用の自動車を10台も保有しているケースは稀なので、多くの方はこのノンフリート契約に当てはまります。

 

等級制度は、簡単に言うと、

  • 事故を起こしていない方の保険料を割引する
  • 事故を起こしている方の保険料を割増する

という、 保険料の割引、割増制度です。

 

 

 【自動車保険】等級はどのように上がるの?何等級スタート?

 

自動車保険の等級制度では、1~20等級まであり、 1年間無事故で過ごすと、 1等級上がっていくステムです。

新規契約の場合は、6等級からスタートするので、無事故で過ごした場合、14年間で20等級まで上がることができます。

等級が上がるほど割引率が高くなり、3等級以下になると、下がるごとに保険料が割増されます。

 

実際の等級と保険料の関係は以下の表を参考にしてください。

 

【保険料割増率(1等級~3等級)】

等級 1等級 2等級 3等級
事故なし

割増率

64% 28% 12%
事故あり

割増率

64% 28% 12%

 

【保険料割引率(4等級~20等級)】

等級 4等級 5等級 6等級 7等級 8等級 9等級 10等級 11等級 12等級
事故なし

割引率

2% 13% 19% 30% 40% 43% 45% 47% 48%
事故あり

割引率

2% 13% 19% 20% 21% 22% 23% 25% 27%

 

等級 13等級 14等級 15等級 16等級 17等級 18等級 19等級 20等級
事故なし

割引率

49% 50% 51% 52% 53% 54% 55% 63%
事故あり

割引率

29% 31% 33% 36% 38% 40% 42% 44%

 

一部の保険会社では割引率が若干異なります。

一部共済では、22等級までの等級が用意されています。

 

等級制度は、 最高63%割引を受けることができる魅力的な制度である一方、事故を起こすと保険料が上がってしまうという少し怖い制度でもあるのです。

【自動車保険】「事故あり」等級って何?何年間適用されるの?

 

事故を起こしてしまうと、3等級ダウンとなり、保険料の割引率が下がってしまいます。

さらに、一定期間「事故あり等級」での割引率が適用されるようになります。

 

この「事故あり等級」の仕組みは、以下の通りです。

  • 3等級ダウン事故の場合、事故有係数3年
  • 1等級ダウン事故の場合、事故有係数1年
  • 事故有係数適用期間中に事故を起こした場合、6年間を限度に事故有係数が延長される

事故有係数とは、「事故あり等級が適用される期間」に適用される係数です。

 

少し分かりにくいと思うので、実際の例を挙げて紹介します。

 

18等級の契約者が3等級ダウン事故を起こしてしまった場合の等級推移

1年目(事故発生) 2年目 3年目 4年目 5年目
18等級(事故なし) 15等級(事故有り) 16等級(事故あり) 17等級(事故あり) 18等級(事故なし)

 

事故が発生する前の等級、18等級(事故なし)に戻るためには、事故が起きた年から5年目までの4年間かかるようになってしまいます。

また、事故なしの18等級の割引率は54%、次の年の事故ありの15等級の割引率は33%となり、

その差は21%です。

大きく保険料に差が出てしまうことが分かります。

 

また、もしも事故あり係数が適用されている期間内に事故を起こしてしまうと、さらに保険料が高くなってしまうので注意しましょう。

 

【自動車保険】2台以上の車を持つ場合、等級は車ごとに設定されるの?

 

等級は、新規契約の場合6等級からスタートします。

ただし、2台目の車の場合は、セカンドカー割引が適用され、7等級からのスタートになります。

 

また、等級は車ごとに設定されます。

家族で複数台車を所有している場合、車ごとに自動車保険の契約が必要になります。

 

セカンドカー割引は、家族で複数台車を所有する方が、自動車保険に加入しやすくするための措置です。

 

セカンドカー割引の主な適用条件は、

  • 1台目の自動車のノンフリート等級が11等級以上
  • 2台目の自動車が今回はじめて自動車保険を契約する自動車
  • 2台目の自動車の所有者が、1台目の契約の被保険者、その配偶者、同居の親族のいずれかである

となっています。

 

つまり、セカンドカー割引は ノンフリート等級が11等級以上である場合でないと適用できません。

 

この セカンドカー割引は、1台目の自動車が加入している保険の保険会社と2台目が加入する保険の

保険会社が異なる場合にも適用されます

 

 

【自動車保険】等級は引継ぎが可能!自動車保険の乗り換え時にも!

 

自動車保険の等級は、保険会社ごとに割引率が若干異なることがあります。

しかし、 等級は自動車保険の保険会社を乗り換える際に引き継ぎが可能です。

 

せっかく無事故期間を積み重ねて等級を上げていたのに、

乗り換えの度に6等級からスタートになってしまっては、乗り換える意味がなくなってしまいます。

 

また、保険会社同士だけでなく、 JAや全労済等の各種共済とも等級の引継ぎが可です。

 

さらに等級は、 家族間でも引継ぎが可能となっています。

 

【家族間での等級引継ぎの活用事例】

  • 契約者:40歳 男性 20等級(事故なし)
  • 20歳の息子が新しく車を購入。自動車保険に加入したい。

 

自動車保険は、運転者の年齢が高くなるほど、年齢条件を設定することで保険料を安く抑えることが可能になります。

年齢条件設定を活用し、35歳以上補償で割引が使える父親の自動車保険を、セカンドカー割引で7等級スタートにし、

新しく自動車を購入した息子(20歳)に父親の20等級を引き継ぐということも可能なのです。

 

このような等級の引継ぎをはきだし新規と呼ぶことがあります。

「はきだし新規」によって自動車保険を契約するためには、

同居の親族でなければならない等の条件もありますので、保険会社に確認してみてください。

 

【自動車保険】現在の等級の確認方法は?見積もり前にチェック!

 

自動車保険の乗り換えを考えている方は、 現在の等級を確認する必要があります

現在保有している自動車で契約している自動車保険の保険証券には、必ず現在の契約の等級が記載されているはずです。

 

また、満期のご案内(更新はがき)にも、現在の契約の等級と合わせて、次回契約の等級(予定)が記載されているはずです。

 

ちなみに、事故有(事故あり)係数適用期間」も合わせて保険証券や、満期通知等に記載されています。

 

どうしてもわからない場合は、保険会社、もしくは加入した保険代理店で確認してみましょう。

 

【まとめ】等級が上がると自動車保険の保険料が割引になる!

 

今回は、自動車保険の等級制度について、内容にまつわるさまざまな情報をご紹介してきました。

記事のポイントをまとめると、以下の通りです。

 

  1. 等級制度とは、事故の有無によって保険料が変動する「保険料の割引・割増制度」
  2. 自動車保険の新規契約の等級は6等級、最高は20等級
  3. 事故を起こすと1等級もしくは3等級ダウンし、さらに事故有係数が1年もしくは3年適用
  4. 複数台所有の場合、2台目にはセカンドカー割引が適用される
  5. 等級は、保険会社間、家族間での引継ぎが可能

 

自動車保険の等級制度は、保険料の額を大きく左右する割引・割増制度です。

無事故で過ごす期間を積み上げることで、毎年保険料の割引率をアップさせることができます。

 

自動車保険の保険料を安く抑えるためにも、安全運転を心がけたいですね。

また、等級制度を理解しておくことで、事故を起こした場合にも、「保険を使用するかどうか」を検討することもできます。

 

 

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