クレジットカードの選び方がわからない、何を基準にすればいいか迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、クレジットカードの選び方のポイントをまとめて紹介します。
還元率だけでなく、様々なポイントを確認して
自分に合う1枚を見つけましょう。
クレジットカードを選ぶ基準は人それぞれ
クレジットカードを選ぶ基準は、人それぞれです。
- ポイントが貯まりやすいカードが欲しい
- 旅行保険が付帯されたカードがほしい
- ステータスが高いカードが欲しい など
全ての人に最適な1枚!というのはないので、
自分ならではの基準でカードを選んでいただいて問題ありません。
この記事で紹介している選び方ポイントの中で、「自分はこれを重視したい」というものがあれば、
それを参考にカードを選んでみてください。
【ポイントその1】還元率で選ぶ
ポイントが貯まりやすいカードが欲しい!という方は、ポイント還元率を重視してカードを選びしょう。
一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%です。
これよりも還元率が高ければ、高還元率と言うことができます。
【当サイトおすすめの高還元率カード】
カード名称 | ポイント還元率 | おすすめポイント | 注意点 |
楽天カード | 1% |
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JCB CARD W | 1% |
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リクルートカード | 1.2% |
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【ポイントその2】ポイントの使い道で選ぶ
高還元率カードに入会する際に合わせてチェックしておきたいのが、ポイントの使い道です。
ポイントが貯まりやすく、使いやすいカードが理想ですが、中にはポイントの使い道が限られているカードもあります。
上記で紹介したカードのポイントの使い道を比較してみましょう。
【当サイトおすすめの高還元率カード・ポイントの使い道比較】
カード名称 | 貯まるポイント | 使い道 | 注意点 |
楽楽天カード | 楽天ポイント |
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期間限定ポイントは使い道が限定される |
JCB CARD W | OkiDokiポイント |
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1ポイントの価値が使い道によって異なる |
リクルートカード | リクルートポイント |
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ポイントの使いやすさは、ポイント加盟店が多い楽天カードが1番でしょう。
JCB CARD Wも使い道は多いですが、1ポイントの価値が下がってしまう点には注意です。
リクルートポイントは使い道が限られるので、リクルート系サービスを利用しない方にとっては不便かもしれません。
【ポイントその3】年会費で選ぶ
クレジットカードを保有するために、
年会費を支払うのはもったいない!と感じる方は、年会費無料のカードがおすすめです。
また、初めてクレジットカードを作る方も、年会費無料のカードを発行することをおすすめします。
年会費を支払うべきカードは、ゴールドカードやプラチナカードなどのステータスカード、
もしくは優待が充実しているクレジットカードに限られるでしょう。
【年会費無料の人気クレジットカード】
- 楽天カード
- リクルートカード
- JCB CARD W
- イオンカードセレクト
- エポスカード
- Orico Card THE POINTなど
年会費ありでもお得なカードとは?
- タカシマヤカード、MIカードなどの百貨店系カード:百貨店で5~8%の高還元
- JRE CARD 、J-Westカードなどの交通系カード
- ANAカード、JALカードなどの航空系カード:ボーナスマイルが貯められる
わたし(@himeoka0104)は飛行機には乗らないので航空系カードは持っていませんが、
新幹線の利用頻度が高いのでJ-Westカードを保有しています。
また、MIカードを持っていた時期もあるのですが、
百貨店株は優待目当ての一日保有でもコストがあまりかからないので、
現金×株主優待カードでお得に買い物しています。
【ポイントその4】国内・海外旅行保険で選ぶ
クレジットカードには、国内旅行保険や海外旅行保険が付帯されていることがあります。
注意したいのが、自動付帯か利用付帯かという点です。
自動付帯のカードを保有しておけば、カードを持っているだけで保険に加入していることになります。
利用付帯のカードの場合、ツアー料金などをカード決済する必要があるので、要注意です。
【国内旅行保険付帯の人気クレジットカード】
- 三井住友カード ゴールド:自動付帯(ただし、カード利用した場合には最高補償額がアップする)
- JCBゴールド:自動付帯
- イオンSuicaカード:利用付帯
国内旅行保険は付帯されているカードが少ないので、
年会費無料で発行できるイオンSuicaカードはねらい目です。
【海外旅行保険付帯の人気クレジットカード】
- 楽天カード:利用付帯
- JCB CARD W:利用付帯
- エポスカード
:自動付帯
海外旅行保険は、年会費無料のカードでも付帯されていることが多いです。
ただし、利用付帯が多いので、年会費無料ながら自動付帯のエポスカードはおすすめです。
【ポイントその5】カード発行会社で選ぶ
日本国内には、100社以上のカード発行会社が存在します。
大手カード会社が発行しているカードも、中小カード会社が発行しているカードも、使い方や使い勝手は変わらないのですが、
- ステータス
- セキュリティ
を重視する方は、発行会社が大きい方が安心できるでしょう。
例えば、最大手と言われているのは、以下の2社です。
- 三井住友カード:Visaブランドカード国内最大手
- JCBカード:国内唯一の国際ブランド「JCB」を管理・発行
「これから初めてクレジットカードを作る」という場合には、
使い勝手や安全面を考えて、この2つの会社のクレジットカードが選ぶのもありかもしれません。
【三井住友カード発行の人気クレジットカード】
- 三井住友カード デビュープラス:18歳~25歳限定の高還元率カード
- 三井住友カード:ベーシックな1枚、コンビニやマクドナルドでお得
【JCBカード発行の人気クレジットカード】
- JCB CARD W :39歳以下限定の高還元率カード、優待店が充実
- JCB CARD W plus L:39歳以下限定の女性向け高還元率カード
- JCB一般カード:最短即日発行可能。Amazonなど優待店充実
【ポイントその6】国際ブランドで選ぶ
クレジットカードには、いくつかの国際ブランドがあります。
- Visa
- MasterCard
- JCB
- アメックス
- ダイナースクラブ
海外旅行に行くことが多いなら、加盟店数が世界一のVisaブランドでカードを発行しておくと便利です。
国内で使う場合は、Visa(国内シェア1位)かJCB(国内シェア2位)が使い勝手が良いでしょう。
その他のブランドは、1枚目ではなく、2枚目として発行することをおすすめします。
【ポイントその7】優待・割引サービスで選ぶ
クレジットカードの中には、特定の店舗での優待や割引サービスが充実しているものがあります。
例えば、イオンカードはイオングループ各店で還元率1%、毎月20日、30日には5%オフで買い物ができます。
エポスカードは、全国1万店以上のお店で優待・割引が受けられるカードです。
カラオケ店や映画館、レンタカーなどを会員限定の割引価格で決済できます。
「よく使うお店」や「よく行くレジャー施設」で優待・割引があるカードを1枚選ぶことをおすすめします。
【優待・割引が充実しているおすすめクレジットカード】
- エポスカード
:まねきねこ、ビックエコー、ユナイテッドシネマ、タイムズカーシェアなどでお得 - イオンカードセレクト
:イオングループ各店でお得
【ポイントその8】入会特典で選ぶ
クレジットカードに入会する際に確認しておきたいのが、入会特典の有無です。
CMでもお馴染みの楽天カードは、入会特典として5,000~8,000ポイントがもらえることで有名ですよね。
そのほかのクレジットカードにも入会特典があります。
特典内容は時期によって異なるので、随時確認してみることをおすすめします。
【現在開催中の入会キャンペーンは以下の記事にまとめています】
【ポイントその9】デザインで選ぶ
毎日持ち運ぶものだからこそ、デザインを重視したいという方もいらっしゃるでしょう。
【イオンカードのデザイン】
- トイ・ストーリーデザイン
- ミッキーマウスデザイン
- ミニオンズ
- TGCデザイン
ミニオンズカード、TGCデザインのカードはイオンシネマもお得になりますよ。
- 福岡ソフトバンクホークス
- ハウステンボス
- ヒプノシスマイク
- リラックマ
- エヴァンゲリオン
- 超特急
- 新サクラ大戦
- バンドリ!ガールズバンドパーティ!
- ワンピース
- すみっコぐらし
- プリキュア
- Fate/stay night
- オトメイト など
エポスカードはデザインカードが豊富で、それぞれで特典が異なります。
例えば、福岡ソフトバンクホークスのカードなら、クラブホークスの年会費が初回のみ30%オフになります。
わたし(@himeoka0104)の場合も、現在はインビテーションを受けてエポスゴールドカードを保有しているのですが、
新規入会したのは、オトメイトデザインのカード(薄桜鬼SSLだったかと…)です。
デザインカードも、通常カードと同じ優待や割引サービスが受けられます。
【ポイントその10】スマホ決済・電子マネーとの相性で選ぶ
スマホ決済や電子マネーとの紐づけを考えて、クレジットカードを選ぶこともできます。
【スマホ決済・相性の良いクレジットカード】
スマホ決済 | おすすめカード | 理由 | カード概要 |
PayPay | Yahoo!JAPANカード | PayPay残高にチャージできる |
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d払い | dカード/(dカードゴールド) | dポイントが2重に貯まる(d払い決済で0.5%、dカード決済でさらに1%) |
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PayPayはYahoo!JAPANカードからのチャージしかできませんが、
d払いは他社のクレジットカードを紐づけしてもd払い決済分でdポイントは貯まります。
ただし、同じdポイントが貯まる方が使い勝手が良いので、おすすめカードとして紹介しました。
ドコモユーザーの方なら、dカードゴールドで携帯料金を支払うと、還元率が+1%になるのでさらにおすすめです。
【電子マネー別・相性が良いクレジットカード】
電子マネー | クレジットカード | 理由 | カード概要 |
楽天Edy | 楽天カード | チャージでもポイントが貯まる |
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nanaco(チャージ式) | セブン・プラスカード | チャージでもポイントが貯まる |
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nanaco(QUICPay) | JCB CARD W | nanacoポイントとOkiDokiポイントが二重取りできる |
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WAON | イオンカードセレクト |
チャージでもポイントが貯まる |
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Suica | ビックカメラSuicaカード | チャージで1.5%の高還元 |
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楽天EdyやSuicaは、ご紹介しているカード以外にもチャージでもポイントが貯まるクレジットカードは存在します。
(例・エポスカード
ただし、nanaoやWAONへのチャージでポイントが貯められるのは、上記で紹介しているカードのみです。
とはいえ、nanaoはJCBオリジナルシリーズのカード(JCB CARD Wが高還元)でQUICPayに紐づけすれば、
ポイント二重取りが可能になります。
セブンイレブンはJCBオリジナルシリーズパートナー(優待店)なので、ポイント3倍(JCB CARD Wなら4倍)ですから、
セブンカードプラスよりお得に支払うことができます。
【最後に】様々なポイントを抑えて自分に合う1枚を!
今回は、クレジットカードの選び方についてご紹介しました。
クレジットカードを選ぶ上で、重視するポイントは人によって異なります。
今回ご紹介したのは、以下の10の選び方です。
- 還元率
- ポイントの使い道
- 年会費
- 旅行保険
- カード発行会社
- 国際ブランド
- 優待・割引
- 入会特典
- デザイン
- スマホ決済・電子マネーとの相性
上記以外にも、自分なりのポイントでクレジットカードを選んでみても面白いでしょう。
様々な観点から、自分にぴったりの1枚を選んでみてはいかがでしょうか。