生命保険は、もしものことがあったとき、残された家族の生活を保障するための保険です。
一家の大黒柱ならば、死亡保険金の額も高額に設定しておくと安心でしょう。
しかし、専業主婦の場合はどうでしょうか。
今回は、専業主婦に生命保険(死亡保障)が必要かどうかを考えていきます。
【生命保険】専業主婦にも死亡保障は必要?死亡整理資金とは?
生命保険が必要な理由の1つが、お葬式代などの死亡整理資金が必要になるからです。
死亡整理資金には、以下のようなものが挙げられます。
- お葬式にかかる費用
- お墓にかかる費用(納骨にかかる費用)
- 香典返しにかかる費用
お墓を購入するかどうかによっても必要な額が変わってきますが、
近年ブームとなっている家族葬でも100万円以上の葬儀費用がかかるとされています。
もしも、飲食を伴う通常のお葬式を行うならば、葬儀費用だけでも200万円を越えることもあるのです。
葬儀費用をいきなり負担するのはかなり大変ですよね。
専業主婦であっても、残された家族に死亡整理資金相当額の保険金は残しておきたいですね。
【生命保険】専業主婦にも死亡保障は必要?家事代行サービスの料金は?
専業主婦である母親がなくなり、父親と子供だけが残されるような家庭環境ならば、
家事代行サービスの利用を検討する必要が出てきます。
家事代行サービスの料金は、地域・業者によっても異なりますが、
相場は1時間2,000円前後です。
平日1時間ずつ依頼しても、
2,000円×20日=40,000円
40,000円×12か月=480,000円
たった1日1時間依頼するだけでも1年間で50万円近い金額がかかります。
おそらく1時間では足りないでしょうから、実際にはかなりの金額がかかってくるでしょう。
もしも、専業主婦がいなくなり、他に家事をする人がいない場合には、家事代行サービスの料金も最低限必要となるのです。
【生命保険】専業主婦にも死亡保障は必要?子供が幼い場合には?
まだ幼い子供を残してもしものことがあった場合には、
保育園の料金や、幼稚園の延長保育料金、小学校の学童料金などもかかってきます。
これらの金額も、残された家族の負担となるでしょう。
【生命保険】専業主婦にも死亡保障は必要?保険料はそんなに高くないの?
生命保険や医療保険の死亡保障の保険料は、年齢とともに引き上げられていきます。
もしも、20代や30代前半で保険に加入するなら、月々の保険料を安く抑えることができるかもしれません。
20代で終身保険に加入しておけば、同一保険料で一生涯の保障を受けられます。
また、保険料は保険金額に応じて高くなるので、
専業主婦の場合は、残された家族のために子供が幼い時期だけ死亡保障を手厚くすることも検討しましょう。
【専業主婦(30歳女性)の生命保険加入例】
- 貯蓄性がある終身保険(保険金額300万円):保険料3,000円程度
- 掛け捨て型の定期保険(保険期間:10年 保険金額200万円):保険料600円程度
※保険料は目安です。
一生涯保障が続く終身保険にも加入しつつ、定期保険で死亡保障を上乗せすることで、
保険料を抑えながら、子育て期間中の保障を手厚くすることができます。
【生命保険】専業主婦でも最低限の死亡保障は必要!専門家に相談を!
今回は、「専業主婦でも生命保険(死亡保障)は必要か?」というテーマを考えてみました。
私自身も、クラウドソーシングで若干の収入を得ているのみの専業主婦ですが、
死亡保障には、夫よりも保険金額は少ないですが一応加入しています。
残された家族がお葬式の費用で困らないためにも、最低限の金額の生命保険には加入しておきましょう。
保険の代理店は全国にたくさんあります。
そのため、自分に合った保険を提案してくれる代理店をどのように選べばよいかわからないという方も多いでしょう。
そのような場合は、Steady.など女性向け雑誌でも紹介されている「保険コネクト」の活用がおすすめです。
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