「クレジットカードを使ってみたいけど、作り方がわからない」と悩んでいる学生の方も多いのではないでしょうか。
クレジットカードを1枚持っておくと、お得にポイントが貯められ、お店でスマートにお会計できるようになります。
インターネットショッピングも気軽に利用できるようになりますよ。
そこで今回は学生の方に向けて、
クレジットカードの作り方や審査に通るコツ、必要書類や申し込み方法などをまとめてご紹介します。
クレジットカードは学生でも作れる?
ほとんどクレジットカードでは、申し込み条件を「高校生を除く、満18歳の方であること」と定めています。
20歳以上、25歳以上といった年齢制限をしているクレジットカードもありますが、数は多くありません。
大学生や専門学校生、高専生(4年生以上)などは、「高校生を除く満18歳以上」に当てはまりますから、
当然クレジットカードの入会を申し込むことができます。
ただし、申し込み条件「本人または配偶者に安定した収入があること」と記載しているクレジットカードについては、
学生の入会を歓迎していない可能性が高いです。
社会人になれば、それらのカードを発行することもできるので、
学生のうちは収入に関する申し込み条件が設定されていないカードを選びましょう。
高校生でも発行できるクレジットカードはある?
高校生は、基本的にクレジットカードを持つことはできません。
ただし、
イオンカードは卒業年の1月1日~3月31日までの期間であれば、現在高校生の方でも申し込みが可能(※)となっています。
※申し込み時点で満18歳以上の方のみ
卒業を待たずにどうしてもクレジットカードが作りたい!という高校3年生の方は、
イオンカード(WAON一体型)
の発行を検討してみてはいかがでしょうか。
【カード公式サイトは以下から】
【学生向け】クレジットカードを持つメリット
続いては、学生がクレジットカードを持つメリットについてご紹介します。
メリットその1:ポイントが貯まる
クレジットカードを使って決済すると、還元率に応じたポイントが貯まります。
貯めたポイントの使い道はカードによって異なりますが、お金と同じように使えるケースも多く、とてもお得です。
メリットその2:優待・割引が受けられる
クレジットカードには、優待や割引サービスが付帯受けられるものもあります。
映画のチケットが安く購入できたり、カラオケのルーム料金の割引が受けられたりと
学生に嬉しい優待・割引が受けられるクレジットカードもありますよ。
メリットその3:旅行保険が付帯されている
クレジットカードには、海外旅行保険や国内旅行保険が付帯されているものもあります。
旅行保険とは、旅先でのケガの治療にかかる医療費や救援者費用、携行品が壊れたときや盗まれたときの補償が受けられる保険のことです。
学生は国内・海外ともに旅行をする機会が多いでしょう。
万が一の場合の備えて、旅行保険が付帯されているクレジットカードを選んでおくと安心です。
ただし、利用付帯(クレジットカードでツアー料金などの支払いを行った場合のみ付帯)と自動付帯(クレジットカードを持っているだけで付帯される)の違いに注意しましょう。
メリットその4:キャッシュレス決済ができる
当たり前ですが、クレジットカードを持つことでキャッシュレス決済の幅が広がります。
例えば、ApplePayやGooglePayといったスマホ決済が利用できるようになり、
d払いなどのQRコード決済に紐づけすればポイント二重取りも可能になります。
クレジットカードは、電子マネーと違って「チャージ不要」のキャッシュレス決済なので、
よりスピーディに会計が済ませられるようになるでしょう。
メリットその5:クレジットヒストリーが作れる
クレジットカードを申し込み、取引を行うと、申し込みからの取引履歴が信用情報として登録されることになります。
この信用情報のことを、クレジットカードヒストリー(以下:クレヒス)と言います。
クレジットカードの利用金額を遅滞なく支払うことで、
「この人はきちんと支払いを行ってくれます」という良いクレヒスを作ることができます。
クレヒスは個人信用情報機関に5年程度保存され、将来住宅ローンやマイカーローンを組む際にも照会されます。
学生のうちから良いクレヒスを作っておくことで、信用情報が良くなり、将来ローンを組む際にもプラスに働くでしょう。
【学生向け】クレジットカードを選ぶときのポイント
続いては、学生がクレジットカードを作る際にチェックしたいポイントについて紹介します。
ポイントその1:還元率
クレジットカードを作るなら、ポイントが貯まりやすい高還元率なカードがおすすめです。
還元率0.5%のクレジットカードが多いですが、ポイントをお得に貯めたいなら1%以上の還元率のクレジットカードを選びましょう。
ポイントその2:優待・割引サービスの有無
映画館やカラオケ、レジャー施設などで優待・割引が受けられるかどうかもチェックポイントです。
中にはクレジット決済をしなくても、提示するだけで優待・割引が受けられるクレジットカードもあります。
普段よく行くお店や施設で、優待があるカードを探してみましょう。
ポイントその3:旅行保険の付帯があるか
旅行好きの学生の方なら、旅行保険の付帯は必須でしょう。
国内と海外の両方が付帯されているか、利用付帯か自動付帯かをチェックして、入会するかどうか検討しましょう。
限度額や補償の範囲も合わせて確認できると望ましいです。
ポイントその4:年会費が無料かどうか
初めてクレジットカードを作るなら、まずは年会費無料のカードから作ってみることをおすすめします。
年会費無料でも、高還元率で優待や割引が受けられるクレジットカードもたくさんありますよ。
【学生向け】クレジットカードの審査に通るコツや注意点
「学生でアルバイトもしていないから、審査に通るか不安」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
続いては、クレジットカードの審査に通るコツや注意点について紹介します。
クレジットカードの入会時には審査がある
クレジットカードの入会時には必ず審査があります。
「学生だから、審査がないカードを選ぶ」ということはできません。
未成年者がクレジットカードを作るには親権者の同意が必要
満18歳以上であっても、未成年者の場合にはクレジットカードの入会に親権者の同意が必要になります。
窓口に一緒に行くか、書面で申し込む場合には同意書を書いてもらいましょう。
同意書なしでクレジットカードに入会しようとしても、必ずカード会社から親権者に連絡が入ります。
カード入会を申し込む前に必ず親権者に相談しておいてください。
また、20歳以上であっても学生の方がクレジットカードを作る場合は親権者の情報が必要です。
同意書があると限度額が多くなったりもするので、事前に親権者に相談しておくことをおすすめします。
奨学金の有無やアルバイト収入の有無よりも、親権者に「安定した収入」があることが重要
奨学金を借りているからといって、審査に通りにくくなるということはありません。
ただし、卒業してから奨学金の支払いを3か月以上遅延してしまうと、信用情報に悪い影響を及ぼします。
また、アルバイトの収入がなくても、親権者に安定した収入があれば大丈夫でしょう。
携帯電話料金の滞納歴があると、審査に通らない可能性も
クレジットカードやローンの契約履歴がないはずの学生が審査に落ちる理由の1つが、携帯料金の滞納歴です。
本体端末代を分割で購入している場合、割賦料金とみなされて信用情報に登録されることになります。
信用情報に悪い影響が出ないように、携帯料金は滞納せずに支払いましょう。
キャッシング枠は設定しない方が良い
クレジットカードの入会時に、キャッシング枠の金額を設定できることがあります。
とはいえ、学生のうちはキャッシング枠を設定しない方がいいでしょう。
審査に通りやすくなるということはもちろん、
クレジットカードのキャッシングの手数料は非常に高いのでおすすめできません。
【学生向け】クレジットカードを作るのに必要な書類とは?
学生がクレジットカードを作る際には、以下の書類が必要になります。
- 本人確認書類(学生証や保険証、マイナンバーカードなど)
- カードの引き落としに使う口座の番号がわかるもの
- (未成年なら必須)親権者の同意書
必要書類は事前に用意しておくと、申し込みがスムーズです。
【学生向け】クレジットカードの入会申し込み方法やかかる時間
クレジットカードの申し込み方法には、以下の3つがあります。
- 店頭申し込み
- 郵送申し込み
- インターネット申し込み
「疑問点を解決しながら申し込みたい」「即日発行してほしい」などのケースを除けば、
インターネット申し込みがおすすめです。
インターネットから24時間申し込みが可能で、入会特典やキャンペーンの適用を受けることができるので、
よりお得にクレジットカードの発行ができます。
また、クレジットカードの発行には2~3週間程度かかることもあります。
即日発行や翌日発行に対応しているカードもありますが、時間に余裕をもって申し込むことをおすすめします。
学生におすすめしたいクレジットカードその1:三井住友カード デビュープラス
高還元率なクレジットカードが欲しいという学生におすすめしたいのが、
三井住友カードが発行しており、安心して利用できるクレジットカードです。
18歳~25歳までの年齢制限ありのカードで、
ポイント還元率は常時1%となります。
満26歳以上でプライムゴールドカードに切り替え可能なので、
「将来はステータスカードを保有したい」という学生にもおすすめの1枚です。
三井住友カード デビュープラスの魅力
- 初年度 年会費無料※2年目以降も年1回利用で無料(税別1,250円)
- ポイント還元率は常時1%
- マクドナルド、ローソン、ファミリーマート、セブンイレブンで常時3%還元(通常ポイント+2%)
- ETCカードも初年度 年会費無料※2年目以降も年1回利用で無料
- VISAタッチ決済が使える
- 満26歳以上でプライムゴールドカードに切り替え可能
マクドナルドやコンビニで常時3%還元はかなりお得です。
さらに、ポイントUPモールを経由すれば、ネットショッピングでのポイント還元率もアップします。。
今なら入会特典として、利用金額の20%分のキャッシュバックを受けることもできますよ。
【三井住友カード デビュープラスのポイント情報詳細】
貯まるポイント | ワールドプレゼントポイント |
優待店 | マクドナルド、ローソン、ファミリーマート、セブンイレブン |
ポイント有効期限 | 獲得月から2年間 |
ポイント価値 | 1ポイント=5円 ※交換先により異なる |
ポイント使い方 | 三井住友プリペイドカードにチャージ、現金キャッシュバックなど |
ポイント交換先 | 楽天スーパーポイント、dポイント、Tポイント、ANAマイルなど |
有効期限は短いですが、ポイント交換先の多さが魅力です。
上記以外にもAmazonギフト券やnanacoポイントにも交換ができます。
【カード公式サイトは以下バナーから】
【三井住友カード デビュープラスについてさらに詳しく知りたい方は以下から】
学生におすすめしたいクレジットカードその2:JCB CARD W
JCBが発行する、39歳以下の方限定・WEB入会限定のクレジットカードです。
JCB CARD Wの魅力
- 年会費無料
- ポイント還元率は常時2倍(1%)
- Amazon、セブンイレブン、スターバックスなどの優待店ではさらにお得
- 入会特典が充実(時期によって異なる
- ETCカードも年会費無料
- 最高2,000万円の海外旅行傷害保険付帯
- 40歳以降も更新可能
年齢限定で入会できるカードで、
ポイント還元率は常時1%となっています。
スターバックスカードへのオンライン入金でポイント還元率は5.5%、
Amazonでのポイント還元率は2%と優待店も充実しています。
海外旅行保険も付帯されているので、旅行好きな学生の方にもおすすめですよ。
さらに、OkiDokiランド(ポイントサイト)経由でネットショッピングでも
ポイント還元率がアップします。
39歳以下なら、発行して損はない1枚です。
さらに今なら、以下の6つのキャンペーンを同時開催中です。
- Amazonプライムギフトコード3ヶ月分プレゼント
- Amazon.co.jpで利用すると30%キャッシュバック
- 入会後3ヶ月ポイント4倍(還元率2%)
- 家族カード新規入会で最大4,000円分のJCBギフトカードプレゼント
- お友達紹介で最大4,000円分のJCBギフトカードプレゼント
- スマリボ登録&利用でポイント10倍(還元率5%)
【JCB CARD Wのポイント情報詳細】
貯まるポイント | OkiDokiポイント |
優待店 | Amazon、セブンイレブン、スターバックス、昭和シェル石油など |
ポイント有効期限 | 獲得月から2年間(24か月) |
ポイント価値 | 1ポイント=5円 ※交換先による |
ポイント使い方 | JCBプレモカードにチャージ、東京ディズニーリゾートチケットに交換など |
ポイント交換先 | nanacoポイント、dポイント、楽天Edy、ANAマイル、JALマイルなど多数 |
OkiDokiポイントは、1ポイントの価値が交換先により異なります。
有効期限が限られているというデメリットがありますが、交換先が充実しているのは大きなメリットです。
ANAマイル、JALマイル、SKYコイン、スカイマイルにも交換可能です。
【カード公式サイト:JCB CARD W】
【入会キャンペーンの詳細は以下バナーから】
【JCB CARD Wについてさらに詳しく知りたい方は以下から】
学生におすすめしたいクレジットカードその3:エポスカード
優待・割引が受けられるカードを探している方には、エポスカードがおすすめです。
- 年会費無料
- ETCカードも年会費無料
- 全国10,000以上のお店・施設で優待・割引が受けられる
- 海外旅行保険が自動付帯
- マルイ・モディで年4回10%オフセール(マルコとマルオの7日間)がある
- インビテーションで年会費無料でゴールドカード発行が可能
マルイで買い物する機会がある方なら、年4回の10%オフセールはかなりお得です。
また、全国1万店舗以上のお店で受けられる優待・割引がかなり充実しています。
【エポスカードで優待があるお店・施設(一部抜粋)】
- カラオケ館
- ビックエコー
- シダックス
- ジャンカラ
- ニッポンレンタカー
- イオンシネマ
- ユナイテッド・シネマ
- モンテローザグループ(白木屋など)
- よみうりランド
- 新江ノ島水族館
上記でもほんの一部です。
お住まいの地域の優待店舗・施設は、エポスカードの優待サイト
エポトクプラザで調べることができますよ。
年会費無料で、ネット入会で2,000円分のポイントももらえるので、
優待目当てでの入会もおすすめです。
また、エポスカードは
たまるマーケットというポイントサイトを経由して
ネットショッピングもお得になります。
【エポスカードのポイント情報詳細】
貯まるポイント | エポスポイント |
ポイント還元率 | 0.5% |
優待店 | マルイ、モディ、ノジマなど |
ポイント有効期限 | ポイント加算日から2年間 |
ポイント価値 | 1ポイント=1円 |
ポイント使い方 | インターネットショッピング利用分から割引、エポスVisaプリペイドカードにチャージ、マルイ店舗での決済など |
ポイント交換先 | VJAギフトカード、Amazonギフト券、dポイント、ANAマイル、JALマイルなど |
貯まったポイントは、インターネットショッピング利用分の割引に利用できるのも便利です。
d払いなどのスマホ決済に紐づければ、街での利用分をポイント値引きすることもできます。
【エポスカードの入会は以下から】
【エポスカードについてさらに詳しく知りたい方は以下から】
補足:社会人になれば、エポスゴールドカードに切り替えできるかも!
エポスカードの大きなメリットを感じるようになるのは、
エポスゴールドカードに切り替え後になるかもしれません。
エポスゴールドカードは、インビテーションを受けると
年会費永年無料で発行できます。
(詳しい条件・体験談は以下で)
エポスゴールドカードには、2つのお得なポイントサービスがあります。
- 選べるポイントアップショップ
- 年間決済額に応じたボーナスポイント
選べるポイントアップショップとは、自分の好きなショップのポイント還元率を1.5%にアップできる
サービスです(最大3つまで登録可能)。
例えば、以下のようなショップ(公共料金など)を登録することができます。
- マルイ
- イオン
- イトーヨーカドー
- 西友
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- ツルハドラッグ
- ウエルシア
- エディオン
- ビックカメラ
- アカチャンホンポ
- 東急ハンズ
- NHK放送受信料
- 東京電力
- 関西電力
- 東京ガス
- 大阪ガス
- 国民年金
- ETC通行料金
- 昭和シェル石油
- コスモ石油
- エネオス
これでもほんの一部です。
よく利用するお店でいつでも1.5%還元を受けられるのは本当にお得です。
さらにエポスゴールドカードなら、年間決済額に応じて以下のボーナスポイントも付与されます。
【エポスゴールド ボーナスポイント】
年間決済額:50万円以上 | 2,500ポイント |
年間決済額:100万円以上 | 10,000ポイント |
通常決済分ポイントと合わせると、
年間決済額が50万円ぴったりなら、実質還元率1%
年間決済額が100万円ぴったりなら、実質還元率1.5%となります。
さらにゴールドカードで貯めたポイントは有効期限がありません。
もちろん、空港ラウンジサービスや旅行傷害保険など
ゴールドカードならではの付帯サービスも魅力です。
【まとめ】学生でもクレジットカードは作れる!
今回は、学生の方に向けてクレジットカードの作り方や審査に通るコツ、
おすすめしたいクレジットカードの情報などをまとめてご紹介しました。
クレジットカードを1枚保有するだけで、キャッシュレス決済の幅が広がり、お得にポイントが貯められるようになります。
また、学生のうちからクレヒスを作っておくことで、将来役に立つことがあるかもしれませんよ。
使い過ぎや料金の滞納などには注意して、学生のうちからクレジットカードを上手に活用してみてくださいね。